こころとからだ・子育て知恵ぶくろ
気持ちが緊張している時には、からだもこちこちになっています。逆に気持ちがリラックスしている時にはからだもゆるんでいます。
こんな当たり前のことですが、当たり前すぎて案外気がつかないもの。
お子さんが、緊張を和らげるなど、自分の気持ちをコントロール出来るようになるは、まずは、自分の体に注意を向けることができて、そのこちこちのからだを自分で弛められるようになることが大切です。
肩の上げ下げを紹介します。
1、肩をゆっくりとあげます。
2、あげたところでストップ・・肩がコチコチになっていることに注意を向けます。
「肩がコチコチになってるね」などと声をかけてあげると注意が向きます。
3、「せーの、ストン!」という声かけで、肩の力をストンと抜きます。
「肩の感じはどんな感じ?」「ふわーっ、とか、じわ〜っとかそんな感じがするか な?」などと声をかけてあげながら肩の弛んだ感じを味わいます。
これを2、3回繰り返すと肩が弛んだ感じを味わうことができます。
コツはゆっくりと動かすことです。そして弛んだ感じをじっくりと味わうことです。