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認知行動療法について
認知行動療法(CBT)とは、感情と行動の決定要因として認知の役割の重要性を強調する、構造化された心理療法の一形態をいいます。〜現在起きている出来事や困難に焦点を絞る実践的なアプローチをとります。
(P・スタラード「子どもと家族の認知行動療法」)
スタッフの紹介
相澤雅彦 臨床心理士 他
認知行動療法のエッセンス
〜人間の心の動きは次のような6つの原理から構成されています〜
1、人の習慣は、直前・直後の「変化」に影響される
2、行動直後の出来事が「効果あり」なら、習慣は強まる
3、他者の行動を「観察」することでも、習慣は強まる
4、情緒面の過敏さは、関連する習慣を変えれば低下する
5、思考やものの受けとめ方も、一つの習慣である
6、状況が似た程度に応じ、同じ習慣が出現しやすい
(神村栄一「学校でフル活用する認知行動療法」より)
認知・行動療法は、行動と認知という測定可能な心理的変数を用いて、客観的にアセスメントした結果に基づいて、人々の健康や生活に関わる様々な問題の解決を支援する行動科学的な心理療法であり、そこには、行動療法、狭義の認知行動療法、認知療法などが含まれます。そして、医療、教育、福祉、産業などの領域における広範な問題に対して、実証的な治療研究によって効果が認められることが明らかにされてきています。
日本認知・行動療法学会 第40回大会大会 熊野 宏昭大会長挨拶より引用(日本認知・行動療法学会 理事長)
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